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J-GLOBAL ID：201002238048425541   整理番号：10A0281980

異なる緯度・気候区分での材質比較-Eucalyptus grandis (2)

著者 (5件)： 三枝晃一朗 (名大 院) ,  児嶋美穂 (名大 院) ,  吉田正人 (名大 院) ,  山本浩之 (名大 院) ,  YAMAJI Fabio M. (UFSCar)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 60th  ページ： ROMBUNNO.B18-1630  発行年： 2010年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ブラジルでは,伝統的に各種ユーカリ類の植林が盛んであるが,そのうちでもEucalyptus grandisおよびE.urograndis×E.grandisは成長が速く,しかも構造用材としての適性に優れているとされる。そこで我々は,ブラジルにおいて広く植林されているE.grandisについて,緯度・気候区分が肥大成長速度(=胸高直径÷樹齢÷2)や各種材質指標(成長応力やミクロフィブリル傾角など)に及ぼす影響を考察している。今回は,さらに木部の主要化学成分比率(含有率)にも着目し,分析結果を植林地の緯度区分との関連で考察する。分析の結果,(1)熱帯の方がリグニン比率が高くなること,(2)高緯度(亜熱帯)ではセルロース比率が高くなること,(3)肥大成長速度が高くなるほどリグニン比率が高くなることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ユーカリ ,  *植物成長 ,  *気候 ,  *緯度 ,  構造材料 ,  成長速度 ,  胸高直径 ,  樹齢 ,  成分 ,  木部 ,  傾斜角 ,  造林 ,  リグニン ,  セルロース
準シソーラス用語： *Eucalyptus grandis ,  化学成分 ,  ミクロフィブリル傾角

分類 (2件)： 造林一般  (FF03010A) ,  森林植物学  (FF02020E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 緯度 ,  材質 ,  Eucalyptus