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J-GLOBAL ID：201002238166449315   整理番号：10A1607409

シミュレーションが創る新しい粉体技術 粉体技術の進展を支える粉体シミュレーション

著者 (1件)： 日高重助 (同志社大)
資料名： 粉体技術
巻： 2  号： 12  ページ： 15-21  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： Y0903B  ISSN： 1883-3292  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,著者らが展開している粉体シミュレーションの例を紹介し,これからの粉体技術の展開の方向を考えた。粉体に関する工学と技術は,経験的知見に加えて定量的・工学的な新材料設計法の開発が急務である。典型的な機能性材料の一つである圧電セラミックスを例としてシミュレーションによる材料設計法とその考え方について述べた。機能性粉体材料の設計法,材料プロセスの設計シミュレーション,シミュレーション法と大規模化,微粒子プロセッシングの設計などについてかいせつした。

シソーラス用語： *計算機シミュレーション ,  *粉体工学 ,  *粉体 ,  材料設計 ,  機能材料 ,  圧電材料 ,  プロセス設計 ,  大規模系 ,  微粒子 ,  機能性セラミック ,  微細構造 ,  結晶粒径 ,  誘電率 ,  混合 ,  沈降 ,  粒状材 ,  顆粒 ,  ポリエチレン ,  圧電セラミック

分類 (1件)： 粉体工学  (XD03010M)

引用文献 (9件)：

• 下坂厚子、塩見大輔、白川善幸、日高重助:“圧電セラミックスの微構造設計”、化学工学論文集、29、p. 278-286(2003)
• Ark, G.D.and G.De With:“Dielectric Properties of Fine-grained Barium Titanate Ceramics”, J.Appl.Phys., 58, p. 1619-1625(1985)
• Takeuchi,T.Ado,K.et al.:“Analysis of Double Layered Structure of Submicron BaTiO₃ Grains Using Equivalent Circuit Model”, J.Am.Ceram.Soc., 77, p. 1665-1668(1994)
• H. Mio, A. Shimosaka, J. Hidaka, et al.,:“Optimum Cell Size for Contact Detection in the Algorithm of Discrete Element Method”, J.Chem.Eng.Jpn., 38, p. 969-975(2005)
• H.Mio, A.Shimosaka, Y.Shirakawa, J.Hidaka:“Optimum Cell Condition for Contact Detection Having a Large Particle Size Ratio in the Discrete Element Method”, J.Chem.Eng.Jpn., 39, p. 406-416(2006)

タイトルに関連する用語 (4件)： シミュレーション ,  粉体技術 ,  進展 ,  粉体