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J-GLOBAL ID：201002238387544592   整理番号：10A0745223

アーモンドの皮から抽出した多価フェノールの抗菌能

Antimicrobial potential of polyphenols extracted from almond skins

著者 (8件)： MANDALARI G. (Univ. Messina, Messina, ITA) ,  MANDALARI G. (Inst. of Food Res., Norwich, GBR) ,  BISIGNANO C. (Univ. Messina, Messina, ITA) ,  D’ARRIGO M. (Univ. Messina, Messina, ITA) ,  GINESTRA G. (Univ. Messina, Messina, ITA) ,  ARENA A. (Univ. Messina, Messina, ITA) ,  TOMAINO A. (Univ. Messina, Messina, ITA) ,  WICKHAM M.S.J. (Inst. of Food Res., Norwich, GBR)
資料名： Letters in Applied Microbiology  (Letters in Applied Microbiology)
巻： 51  号： 1  ページ： 83-89  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： C0081C  ISSN： 0266-8254  CODEN： LAMIE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アーモンドの皮のフラボノイドに富む画分のグラム陰性菌,グラム陽性菌,及び酵母に対する抗菌特性を調べた。自然の皮(NS)及び湯通しした皮(BS)両者のフラボノイドに富む画分は,グラム陽性食品媒介病原菌Staphylococcus aureus及びListeria monocytogenesに対して活性を示したが,Salmonella entericaに活性を有するNSを除いて,グラム陰性菌や酵母に対する活性はなかった。5種の最も豊富なアーモンド皮フラボノイドの内,ナリンゲニンが最も強い活性を示し,エピカテキン及びプロトカテク酸が続いた。この三者のペアワイズ組合せは,S.enterica及びS.aureusに対して相乗作用及び通常の相互作用の両方を示した。アーモンドの皮由来のフラボノイドが一連の食品媒介病原菌に効果があることを示した。

シソーラス用語： *アーモンド ,  果皮 ,  *多価フェノール ,  フラボノイド ,  *抗細菌作用 ,  副産物 ,  相乗作用 ,  リステリア菌 ,  黄色ぶどう球菌 ,  サルモネラ属 ,  病原体 ,  芳香族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  芳香族ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール
準シソーラス用語： Salmonella enterica

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S)

物質索引 (3件)： プロトカテク酸 ,  ナリンゲニン ,  エピカテキン

タイトルに関連する用語 (3件)： アーモンド ,  多価フェノール ,  抗菌能