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J-GLOBAL ID：201002238507115321   整理番号：10A0433210

「人の視線」と「ロボットの視線」が伝える意図の比較分析-ロボットの「コチラガホシイ」の視線動作デザイン-

Analysis of Intentional Gaze Behaviors of Human and Robot-Behavioral Design of Gaze Robots Expressing ′′This one, please′′-

著者 (3件)： 北村裕貴 (東京電機大 情報環境) ,  湯浅将英 (東京電機大 情報環境) ,  武川直樹 (東京電機大 情報環境)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 457(HCS2009 64-88)  ページ： 55-60  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は人同士のコミュニケーションにおいて視線によって伝わる意図や興味の理解と表出の仕組みを探り,意図や興味を表現できるロボットの視線動作をデザインすることを目的とする。人の意図や興味を理解すると同時に,人にわかりやすく意図や興味を伝える親密なコミュニケーションができるロボットの開発に寄与することを目指す。ここでは,特に人の興味や意図を表わす「いる」「いらない」を表す視線動作に注目し,人の視線によって意図を伝える場合とロボットの視線によって伝える場合とを比較する。コミュニケーションロボット(Phyno)を用いて評価実験を行った結果,ロボットの視線動作も人の場合と同様に人により理解可能であることを明らかにする。また,ロボットと人では凝視時間によって「いる」,「いらない」の解釈が変わることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *動機づけ ,  *視線 ,  *知能ロボット ,  興味 ,  度 ,  眼球運動 ,  実験 ,  動作分析
準シソーラス用語： *コミュニケーションロボット ,  *意図 ,  確信度 ,  凝視 ,  動作解析 ,  評価実験

分類 (2件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (9件)：

• 遠藤利彦編. 読む目・読まれる目-視線理解の進化と発達の心理学. 2005
• 武川直樹. コミュニケーションにおける視線の役割-視線が伝える意図・気持ち-. 電子情報通信学会誌. 2002, 85, 10, 756-760
• SHIMOJO, S. Gaze bias both reflects and influence preference. Nature neuro Science. 2003, 9, 1-6
• KENDON, A. Some Functions of Gaze-direction in Social Interaction. Acta Psychologica. 1967, 26, 22-63
• COOK, M. The Role of Gaze in Impression Formation. J. Soc Clin. Psychol. 1975, 14, 19-25

タイトルに関連する用語 (6件)： 人 ,  視線 ,  ロボット ,  意図 ,  比較分析 ,  デザイン