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J-GLOBAL ID:201002238696270715   整理番号:10A0829867

散開星団ウェスタランド2からの拡散X線放出の「すざく」観測: 超新星残骸?

Suzaku Observation of the Diffuse X-Ray Emission from the Open Cluster Westerlund 2: a Hypernova Remnant?
著者 (4件):
資料名:
号: 09-008E  ページ: 44-45  発行年: 2010年02月26日 
JST資料番号: S0762C  ISSN: 1349-113X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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拡散X線放射に満ちている,若い開星団ウェスタランド2の「すざく」観測の解析について記した。その放射が3つの熱的要素,または2つの熱的要素と1つの非熱的要素から成ることを発見した。非熱的要素のエネルギーフラックスの上限は,H.E.S.Sで観測されるTeV帯域の中にあるものより小さい。これは,活動的な粒子加速がこの星団の中で止まってしまっており,加速された電子は既に冷えてしまったことを示す可能性がある。H.E.S.Sで観測されるガンマ線は,電子とは対照的にほとんど冷えていない高エネルギー陽子から来るらしい。拡散X線ガスの金属の豊富さは,過去において壮大な星の爆発を示す可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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宇宙飛行体  ,  星雲 
引用文献 (9件):
  • Aharonian F. et al. 2007 A&A., 467, 1075
  • Bamba A. et al. 2009 ApJ., 691, 1854
  • Broos P. S. et al. 2002 ACIS Extract, http://www.astro.psu.edu/xray/docs/TARA/ae_users_guide.html
  • Kobayashi C. et al. 2006 ApJ., 653, 1145
  • Fujita Y. et al. 2009a PASJ., in press (arXiv: 0907. 4750)
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