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J-GLOBAL ID：201002238703828492   整理番号：10A0327962

活性腐食金属表面での直接pH測定のためのメッシュキャッププローブ設計

Mesh-capped probe design for direct pH measurements at an actively corroding metal surface

著者 (4件)： HAN Jiabin (Ohio Univ., OH, USA) ,  BROWN Bruce N. (Ohio Univ., OH, USA) ,  YOUNG David (Ohio Univ., OH, USA) ,  NESIC Srdjan (Ohio Univ., OH, USA)
資料名： Journal of Applied Electrochemistry  (Journal of Applied Electrochemistry)
巻： 40  号： 3  ページ： 683-690  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： B0393B  ISSN： 0021-891X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶液中で基板表面の化学的条件は溶液本体とは非常に異なっている。このことは界面反応における重要な要素である。水溶液中の金属表面pHを直接測定するためにメッシュキャップ表面pHプローブを開発した。開発したプローブは優れた再現性と安定性を示した。このプローブを用いて軟鋼腐食時の鋼表面と溶液本体のpH値を比較測定した。結果は理論から予測されるように鋼表面は溶液本体よりも高いpH値を示した。表面pH値に対する溶液の化学的緩衝効果を検討した。HClでは表面と溶液pH値の解離は非常に大きいが炭酸や酢酸のような弱酸では解離が小さくなり化学的緩衝効果を示した。また温度上昇と共に両者間のpH値の解離は大きくなった。さらに基板表面に空隙の少ない高密度腐食スケール層が形成された場合は両者間のpH値の解離が大きくなることを確認した。

シソーラス用語： 活性 ,  *腐食 ,  表面 ,  *pH測定 ,  *プローブ ,  *システム設計 ,  溶液 ,  基板 ,  *不均一系反応 ,  再現性 ,  安定性 ,  軟鋼 ,  緩衝作用 ,  解離 ,  有機酸 ,  二酸化炭素 ,  電気化学 ,  表面性状
準シソーラス用語： 界面反応 ,  金属表面

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  化学装置材料  (XB01020D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 活性 ,  腐食 ,  金属表面 ,  pH測定 ,  設計