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J-GLOBAL ID:201002238758866440   整理番号:10A1610629

Oryza sativa(イネ)のクルクミノイドシンターゼ(CUS)によるジアリルヘプタノイド骨格のワンポット形成に対する構造的基礎

Structural basis for the one-pot formation of the diarylheptanoid scaffold by curcuminoid synthase from Oryza sativa
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巻: 107  号: 46  ページ: 19778-19783  発行年: 2010年11月16日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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CUSの結晶構造を2.5Å分解能で解明し,これまでのIII型ポリケチドシンターゼ(PKS)で同定されていない下方拡大型活性部位構造が明らかとなった。大きな活性部位空洞は2つのC6-C3クマロイルユニットと1つのマロニルユニットを収容するのに充分大きかった。結晶構造はさらに活性中心に水素結合ネットワークを形成する親核性水分子が存在していると指摘した。これらの観察から,CUSが親核性水分子を使ってポリケチド鎖の伸長をジケチド段階で終わらせ,第二のクマロイルスターターの4-クマロイルジケチド酸中間体との脱炭酸的縮合を活性部位洞穴内で進行させて,C6-C7-C6ジアリルヘプタノイド骨格を作り出しているとの考えを提出した。構造に基づく部位特異的変異体を用いて基質や生成物の特異性を調節する残基を同定し,これらの結果はCUS触媒装置に対する構造的基礎を提供するだけでなく,III型PKS酵素の生合成的応用範囲の拡大戦略を示唆するものである。
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  分子構造 
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