文献
J-GLOBAL ID:201002239294966175   整理番号:10A0965263

下垂体細胞における成長ホルモン含有分泌顆粒の生合成に対する糖質コルチコイドの影響

Effect of glucocorticoid on the biosynthesis of growth hormone-containing secretory granules in pituitary cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 400  号:ページ: 225-229  発行年: 2010年09月17日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近の研究は未成熟成長ホルモン(GH)産生細胞系MtT/S細胞への糖質コルチコイドの処置が細胞質ゾルにおけるGH-含有分泌顆粒の急激な蓄積を引き起こし,成熟GH-産生細胞に分化することを示唆した。しかしながら,MtT/S細胞における糖質コルチコイドが誘導するGH-含有分泌顆粒生合成の分子機構はまだ不明である。本研究において著者らは糖質コルチコイド投与によってGH mRNA発現が高められることを見出した。著者らは緑色蛍光蛋白質タグ付着のGH(GH-GFP)遺伝子のトランスフェクションによりGH生成を人工的に増殖させた。細胞内でのGH発現の人為的上昇は細胞質ゾルにおける分泌顆粒を蓄積しないが,GH-GFP発現細胞における顆粒の生合成をGHが誘導することを観察した。次にDNAマイクロアレイとリアルタイムRT-PCR分析を行い,糖質コルチコイドが有意に膜トラフィッキング関連蛋白質,シンタキシン11(Syx11),の発現を変えることを見つけた。さらに,免疫細胞化学分析によりSyx11のポジティブ構造がMtT/S細胞とラット脳下垂体前葉の両方でGH含有顆粒とうまく共存していることを証明した。これらの観察の結果,糖質コルチコイドはSyx11発現を調節し,MtT/S細胞におけるGH-含有顆粒の生合成とトラフィッキングを高めていると指摘した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脳下垂体ホルモン  ,  副腎ホルモン 

前のページに戻る