抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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システムを立場が違う複数の事業所の管理者・産業医・事務員等が,自分の管理対象外の個人情報を必要以上に知ることなく利用できるようにすることを念頭において,”全学放射線利用者管理システム”の構築を開始した。その後,文部科学省の告示内容や利用者の要望に対応すべく,改良を重ね今日に至った。2009年度に入り,当システムを用いて事業所ごとに主任者が発行する「放射線業務従事者証明書」とは別に,放射線業務従事者ではないため,事業所の管理下にないが,教育訓練の受講履歴がある人の「教育訓練受講証明書」発行を可能にして欲しいと事務方から要望があったため,個人の受講状況を忠実に反映した「教育訓練証明書」発行のためのデータベースを追加作成することになった。継続教育訓練においては年度により実施内容の項目数が一定でないためレイアウトのバランスが悪くなる問題が生じたが,あらたに「教育確認」という画面を設け,サーバ管理者が免除の理由等非定形的情報を予め入力することで,多種多様な受講状況の証明書(新規11種,継続5種)に振り分けることが可能となり,レイアウトの問題が解決された。一方,システム利用者は,ボタンクリック操作3回のみで,必要な証明書が得られるようになった。今後,最大の急務は,進化するシステムに反して,年齢とともに退化する製作者の健忘症対策として,また,後継者に伝えられるシステム維持管理マニュアルを作成することである。