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J-GLOBAL ID：201002239872525535   整理番号：10A1542707

Ni/HY-Al₂O₃上での無水マレイン酸から無水コハク酸への水素添加

Hydrogenation of Maleic Anhydride to Succinic Anhydride over Ni/HY-Al₂O₃

著者 (3件)： LI Jie (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  TIAN Wei-ping (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  SHI Li (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 49  号： 22  ページ： 11837-11840  発行年： 2010年11月17日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無水マレイン酸から無水コハク酸への水素添加をNi/HY-Al₂O₃触媒上で実施した。触媒は3-30%のNiを含み,混合法で準備された。触媒はXRD,温度制御水素還元法(TPR)で評価された。担体上のNi種の特性,担体との反応が検討され,Niは大部分がフリーNiO(Ni²⁺)として存在し,担体上ではNi³⁺で存在し,無還元のサンプルでは元素状Ni(Ni⁰)の形では存在しない。フリーNiOの量はNi含有量が増えると増加する。純水素を用いた異なる温度での前処理は反応性に影響し,350°C3hの前処理がベストであった。触媒反応における温度と空間速度の影響が検討され,水素添加活性とフリーNiO相対濃度との間には直接的な相関が見られる。またマレイン酸からコハク酸の水素添加には適度な酸サイトと穏やかな操業条件が必要である。5%Ni/HY-Al₂O₃触媒上でのマレイン酸の水素添加において最適条件下で95%の採集率を示し主たる副産物はγ-ブチロラクトンであった。

シソーラス用語： *ニッケル触媒 ,  *HYゼオライト ,  *酸化アルミニウム ,  *水素化 ,  *触媒調製 ,  前処理 ,  空間速度 ,  反応温度 ,  *依存性 ,  活性部位 ,  *最適条件 ,  副産物 ,  反応性 ,  ラクトン
準シソーラス用語： *接触水素化反応 ,  活性サイト ,  反応条件

分類 (2件)： 反応操作(単位反応)  (XE01040I) ,  触媒操作  (XE01050T)

物質索引 (1件)： γ-ブチロラクトン

タイトルに関連する用語 (4件)： Ni ,  無水マレイン酸 ,  無水コハク酸 ,  水素添加