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J-GLOBAL ID:201002239955776467   整理番号:10A0543180

樹状細胞におけるインターロイキン-23の産生はプロテインホスファターゼ2Aにより負の調節を受ける

Interleukin-23 production in dendritic cells is negatively regulated by protein phosphatase 2A
著者 (5件):
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巻: 107  号: 18  ページ: 8340-8345  発行年: 2010年05月04日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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インターロイキン-23(IL-23)は活性化された抗原提示細胞により産生され,Th17細胞の分化を促進することが知られている。IL-23はIL-12と共通のp40とIL-23に特有のp19の2つのサブユニットから成っている。本研究では,樹状細胞におけるIL-23の産生の調節機構について検討した。樹状細胞をPP2Aで処理するとIL-23p19遺伝子の発現が抑制され,IL-23の産生が阻害された。樹状細胞をPP2A阻害剤のオカダ酸で処理,あるいはsiRNAによりPP2Aの触媒サブユニットをノックダウンすると,IL-23の産生が亢進した。MAPキナーゼホスファターゼ-1やCYLDはIL-23の産生に対して作用を示さなかった。PP2A媒介性の阻害には,PP2AとIKKβの複合体を形成するアダプターとしての新たに合成されるタンパク質が必要であった。以上より,樹状細胞のIL-23の産生調節におけるプロテインホスファターゼの重要な役割が明らかになり,IL-23p19の新しい阻害因子としてのPP2Aが同定された。
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