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J-GLOBAL ID：201002240038046849   整理番号：10A0271300

微細藻類からのバイオ燃料生産研究の最近の情勢

著者 (1件)： 大田昌樹 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： ペトロテック  (Petrotech)
巻： 33  号： 2  ページ： 96-100  発行年： 2010年02月01日 
JST資料番号： S0836A  ISSN： 0386-2763  CODEN： PTRTD3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 微細藻類は,様々な応用事例や特徴から,食糧・環境・エネルギーなど21世紀の課題を解決するポテンシャルはあるが,生産コスト等の課題を残す。微細藻類由来の生化学物質を製造する新プロセス実現に向けた技術革新が求められる。微細藻類由来バイオ燃料化技術について最近の動向を整理した上で,現在最も関心を集めているバイオディーゼル燃料の研究事例を中心に,バイオエタノール燃料やバイオ水素燃料等の研究動向を紹介した。炭素同化された微細藻類の高付加価値成分を徹底的に利用するために,エコロジカルかつエコノミカルなカスケード利用技術は不可欠である。

シソーラス用語： *藻類 ,  スピルリナ ,  Botryococcus ,  クロレラ属 ,  *生物燃料 ,  ディーゼル燃料 ,  バイオマス ,  脂肪族アルコール ,  水素 ,  炭酸同化 ,  生態学 ,  技術革新 ,  生産プロセス ,  混合培養 ,  エタノール発酵 ,  経済性 ,  バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： エコロジー ,  バイオエタノール ,  バイオ水素 ,  *バイオ燃料 ,  炭素同化 ,  微細藻類

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P)

引用文献 (18件)：

• TANOI, T. Phycologia. 2009, 48, 58
• PIORRECK, M. Phytochemistry. 1984, 23, 207
• OTA, M. Bioresour. Technol. 2009, 100, 5237
• BEN-AMOTZ, A. J. Phycol. 1985, 21, 72
• SHIFRIN, N. S. J. Phycol. 1981, 17, 374

タイトルに関連する用語 (3件)： 微細藻類 ,  バイオ燃料生産 ,  研究