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J-GLOBAL ID：201002240125761368   整理番号：10A1466292

質量分析法のための超伝導ナノ構造素子を用いた荷電状態誘導イオン検出

Charge-state-derivation ion detection using a super-conducting nanostructure device for mass spectrometry

著者 (7件)： SUZUKI K. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  OHKUBO M. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  UKIBE M. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  CHIBA-KAMOSHIDA K. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  SHIKI S. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  MIKI S. (National Inst. of Information and Communications Technol. (NICT), Hyogo, JPN) ,  WANG Z. (National Inst. of Information and Communications Technol. (NICT), Hyogo, JPN)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 24  号： 22  ページ： 3290-3296  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 質量分析におけるm/zを求める際,異なる荷電状態で同じm/zを持つイオンのピークの重なりが問題となるが,イオンの運動エネルギーを求めるため,荷電状態を誘導できる超伝導ナノストリップライン検出器(SSLD)を開発した。SSLDは分子の運動エネルギーに対して,異なる低閾値でデータを差し引くことにより荷電状態を誘導する。またナノ秒の応答が可能であり,回復時間が短く,質量範囲が広く,ノイズがないという利点がある。SSLDを用いたリゾチームのオリゴマの各荷電状態についてのm/zスペクトルのピーク強度を示した。

シソーラス用語： *質量分析 ,  運動エネルギー ,  *マイクロストリップ線路 ,  *リゾチーム ,  オリゴマ ,  質量スペクトル ,  超伝導素子 ,  *検出器 ,  *粒子検出器 ,  ナノデバイス ,  エネルギー ,  力学量
準シソーラス用語： ナノ素子

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有機物質の物理分析一般  (CC03031B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 質量分析法 ,  伝導 ,  構造素子 ,  荷電状態 ,  誘導 ,  イオン