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J-GLOBAL ID：201002240288869433   整理番号：10A0561777

ボーリングコア解析による新潟平野西縁,角田・弥彦断層の完新世における活動度

著者 (6件)： 中西利典 (産業技術総合研 地質情報研究部門) ,  宮地良典 (産業技術総合研 地質情報研究部門) ,  田辺晋 (産業技術総合研 地質情報研究部門) ,  卜部厚志 (新潟大 災害復興科学セ) ,  安井賢 (甲賀地盤調査) ,  若林徹 (東大 大学院新領域創成科学研究科)
資料名： 活断層研究  (Active Fault Research)
号： 32  ページ： 9-25  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： L2045A  ISSN： 0918-1024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 角田・弥彦断層を横断する測線上の3本のボーリングコア資料を解析した結果を示した。この地域の地層は下位から,中・上部更新統の海成層・蛇行河川堆積物・淡水~塩水湿地堆積物・沖浜堆積物・下部外浜堆積物・上部外浜堆積物・前浜堆積物・現世河川堆積物・砂丘堆積物・表土に区分され,これらの多くは同時異相の関係にある。地層の平均上下変位速度3.6~4.3mm/yrに圧密沈降速度を考慮すると,角田・弥彦断層の平均上下変位速度は3mm/yr程度と推定される。

シソーラス用語： 平野 ,  *断層 ,  試錐コア ,  *完新世 ,  速度 ,  放射性炭素法年代測定
準シソーラス用語： *新潟平野 ,  *角田・弥彦断層 ,  *ボーリングコア ,  *断層活動度 ,  伏在断層 ,  *上下変位速度 ,  放射性炭素年代測定

分類 (1件)： 地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

引用文献 (40件)：

• Bard, E., Hamelin, B., Arnold, M., Montaggioni, L., Cabioch, G., Faure, G., Rougerie, F., 1996, Deglacial sea-level record from Tahiti corals and the timing of global meltwater dischange, Nature, 382, 241-244.
• Collinson, J. D., 1996, Alluvial sediments, In Reading, H. G.(editor), Sedimentary environments: Processes, facies, and stratigraph 3rd ed., Blackwell Scientific Publications, Oxford, 37-82.
• 池田安隆・宮内崇裕. 渡辺満久・佐藤比呂志・今泉俊文・高田圭太, 2002, 新潟平野周辺の断層帯, 第四紀逆断層アトラス, 東京大学出版会, 124-146.
• 石川与吉・町田 貞・荒巻 孚・高山茂美・山内秀夫・鈴木隆介・自井哲之, 1962, 新潟海岸の海浜堆積物に関する調査報告書, 東京教育大学地理学教室, 192p.
• 石川有三, 1994, 残された空白域.月刊海洋号外, 7, 102-107.

タイトルに関連する用語 (7件)： ボーリングコア ,  解析 ,  新潟平野 ,  縁 ,  断層 ,  完新世 ,  活動度