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J-GLOBAL ID:201002240363659563   整理番号:10A0268983

概念研究再考 確率的概念構造に基づく比喩理解の計算モデル-日本語コーパスの統計解析を用いて-

A Computational Model of Metaphor Understanding based on a Probabilistic Concept Structure-Using Statistical Analysis of Japanese Corpus-
著者 (2件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 129-142  発行年: 2010年03月01日 
JST資料番号: L4140A  ISSN: 1341-7924  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「A(喩辞)のようなB(被喩辞)」の形成を表すような名詞を名詞で喩える比喩理解は,比較理論とカテゴリ化理論によって説明されている。著者らは以前に比喩理解過程における特徴間のダイナミックなインタラクションによって創発特徴が顕現すると考え,リカレントニューラルネットワークを用いて言語統計解析に基づく計算モデルを構築した。本論文では,本モデルにおける特徴の抽出方法が恣意的であるという問題点を解消し,Ginesteらの示した2段階の過程を実現する比喩理解モデルを検討した。具体的には,1)カテゴリ化過程,2)ダイナミックインタラクション過程からなり,名詞を表現する特徴として形容詞/形容動詞を用い,それらと名詞の係り受け共起頻度データから推定した確率的概念構造に基づいて計算モデルを構築した。まず,大学生44名による比喩特徴抽出実験を行い,特徴間のインタラクションによって創発特徴がより適切に推定されることを確かめた。次に,1)のみのモデルによるシミュレーション結果を被験者に提示し,比喩の解釈としての妥当性を評定させたところ平均評定値が4(妥当/妥当でないのどちらでもない)を下回り,2)が有意に妥当であることを示せた。
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分類 (2件):
分類
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情報加工一般  ,  システム・制御理論一般 
引用文献 (25件):
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