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J-GLOBAL ID:201002240836848873   整理番号:10A0272130

風化を受けた南極微隕石中の有機物及び含水成分の顕微分光の特徴

Micro-spectroscopic characterization of organic and hydrous components in weathered Antarctic micrometeorites
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 33-46  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Kuwagata Nunatakで回収した8個の溶融していない南極微隕石(AMM)を,アルミニウム箔上で赤外(IR),ラマン,及び可視反射顕微分光法を電子顕微鏡とともに用いて研究した。調べたAMMの主成分元素は太陽系元素存在度に似ていることがわかったが,全てにMgの欠乏という共通の特徴がある。可視顕微分光法により500nm周辺の吸収帯が検出されたAMMもあり,これらのAMMは鉄水酸化物様物質と考えられる。これらの結果は,調べたAMMが南極において風化を受けたことを示唆する。4個の粒子はタイプ2の炭素質コンドライトに似たIRのH2O及びCHバンドの存在を示すが,2個の粒子ではこれらのバンドはタイプ3の炭素質コンドライトと同様に存在しない。これらのAMMに見られるグラファイト様炭素質物質のD(不規則:1360cm-1)及びG(グラファイト:1600cm-1)ラマンバンドの特徴は,タイプ3のものには似ておらず,むしろタイプ2及び1の炭素質コンドライトに近いが,ある程度の逸脱を示すデータもある。したがって,個々のAMM粒子の一般的な分類はこれらの方法により調べられるが,有機物及び含水成分に対する風化の影響及び大気突入時の加熱の評価が必要である。これらの複数の顕微分光反射法は,貴重な小さい試料のキャラクタリゼーションに有用である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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流星,すい星,いん石  ,  分光分析 
引用文献 (68件):
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