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J-GLOBAL ID:201002240846130067   整理番号:10A0441028

電気抵抗率,磁化率および比熱測定によって調べたTi-Pd-Fe形状記憶合金のプレマルテンサイト状態

Premartensitic State of Ti-Pd-Fe Shape Memory Alloys Studied by Electrical Resistivity, Magnetic Susceptibility and Specific Heat Measurements
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 906-910 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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電気抵抗,磁化率および比熱測定によって,Ti-(50-x)Pd-xFe形状記憶合金中の変態挙動を調べた。x=14,16および18の合金は一次マルテンサイト変態を明らかに示すが,x=19,20および22の合金は4.2Kに下がるまで一次マルテンサイト変態を示さない。しかし,後者の合金は温度Tmin以下での電気抵抗において負の温度係数を示し,これはxの増加とともに減少する。温度低下とともに抵抗が増加することは,磁化率の減少と関係している。また,低温での比熱測定では後者の合金(x=19,20および22)の電子比熱係数が前者の合金(x=19,20および22)のそれよりも著しく大きいことを示した。これらの結果は,当グループが,以前に研究したTi-Ni基合金におけると同様にB2相の電子構造の不安定性がTi-Pd基形状記憶合金に観察されるいわゆる前駆体現象を起こすことを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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その他の金属組織学 

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