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J-GLOBAL ID:201002240910218518   整理番号:10A0680789

スチレンの接触不斉ヒドロシリル化におけるキラリティ-切替可能,再利用可能,かつ高度にエナンチオ選択的単座配位子としての高分子量ポリキノキサリンに基づく螺旋状キラルホスフィン(PQXphos)

High-Molecular-Weight Polyquinoxaline-Based Helically Chiral Phosphine (PQXphos) as Chirality-Switchable, Reusable, and Highly Enantioselective Monodentate Ligand in Catalytic Asymmetric Hydrosilylation of Styrenes
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巻: 132  号: 23  ページ: 7899-7901  発行年: 2010年06月16日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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新しいポリキノキサリン系高分子キラルパラジウム触媒を開発した。最初にキラル有機パラジウム開始剤を用いて有機リン基を有する1,2-ジイソシアノベンゼンと(1)キラル(R)-2-ブトキシメチル基を有するエナンチオ純粋な1,2-ジイソシアノベンゼン(R)-1(1:20)の共重合,(2)(R)-1および非キラル1,2-ジイソシアノベンゼンスペーサ(1:10:10)の共重合により1分子の有機リン基を有するオリゴマを合成した。これらのオリゴマはキラルな螺旋構造をとり,そのパラジウム錯体はスチレンのヒドロシリル化において90%以上の反応収率と84~96%eeの立体選択性を発揮した。これを更に拡張し,有機リンモノマー,(R)-1および非キラルスペーサの組成比を変えた種々の高分子を合成した。そのパラジウム錯体はスチレンのヒドロシリル化においてオリゴマに匹敵する高い反応収率とeeを示した。この高分子触媒は分離再利用が容易であり,溶媒と温度により螺旋構造のキラリティが切替可能なため,反応条件を変更するだけで反応生成物のキラリティを変えることができる大きな利点を有することが分かった。
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分類 (3件):
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白金族元素の錯体  ,  均一系触媒反応  ,  芳香族単環炭化水素 
物質索引 (13件):
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