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J-GLOBAL ID：201002240918367687   整理番号：10A0897768

Byssochlamys及びHamigeraを同定するための迅速法

A Rapid Method for Identifying Byssochlamys and Hamigera

著者 (7件)： NAKAYAMA Motokazu (Kao Corp., Tochigi, JPN) ,  HOSOYA Kouichi (Kao Corp., Tochigi, JPN) ,  MATSUZAWA Tetsuhiro (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  HIRO Yusuke (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  SAKO Ayumi (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  TOKUDA Hajime (Kao Corp., Tochigi, JPN) ,  YAGUCHI Takashi (Chiba Univ., Chiba, JPN)
資料名： Journal of Food Protection  (Journal of Food Protection)
巻： 73  号： 8  ページ： 1486-1492  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： E0048A  ISSN： 0362-028X  CODEN： JFPRDR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 標記両菌類を含む一連の耐熱性菌類は熱処理酸性食品を汚染する。近年,rDNAの内部転写スペーサ領域の配列分析に基づく耐熱性菌類の属レベルでの同定法が開発されている。この研究において,標記両菌類のβチューブリン遺伝子配列の相違を初めて示した。B.fulva,B.nivea,B.spectabilis及びHamigeraを迅速同定するための特異的PCRプライマーを設計した。B.fulva及びB.niveaを標的化するプライマー(B1F/R)を設計し,両菌類のみならず近縁種もまた同定した。次にB.spectabilisを標的化するプライマー(Pae4F/4R-1)を開発し,同定した。さらに,Hamigeraを標的化するプライマー(H2F/2R)を作成し,同定した。これらの3種のプライマーは酸性食品を汚染する他の菌類を検出しないことを認めた。これらの特異的プライマーの使用により,標的菌類の同定時間を14日から3日に短縮した。この方法は耐熱性菌類を同定する迅速且つ便利な方法であり,酸性食品及び飲料工業における微生物検査に有用であることを示した。

シソーラス用語： *微生物検査 ,  *ユーロチウム目 ,  プライマー【遺伝】 ,  ヌクレオチド配列 ,  種差 ,  相同性 ,  食品汚染 ,  微生物汚染 ,  迅速分析 ,  耐熱性 ,  子嚢胞子 ,  PCR法 ,  チューブリン ,  真菌類
準シソーラス用語： Byssochlamys fulva ,  Byssochlamys nivea ,  Byssochlamys spectabilis ,  *Byssochlamys属 ,  *Hamigera ,  βチューブリン

分類 (2件)： 微生物検査法  (EG02020G) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

タイトルに関連する用語 (1件)： 同定