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J-GLOBAL ID：201002241036595124   整理番号：10A0707712

G蛋白質共役受容体-G蛋白質相互作用の構造基盤

Structural basis of G protein-coupled receptor-G protein interactions

著者 (8件)： HU Jianxin (National Inst. Health, Maryland, USA) ,  WANG Yan (National Inst. Health, Maryland, USA) ,  ZHANG Xiaohong (National Inst. Health, Maryland, USA) ,  LLOYD John R (National Inst. Health, Maryland, USA) ,  LI Jian Hua (National Inst. Health, Maryland, USA) ,  KARPIAK Joel (National Inst. Health, Maryland, USA) ,  COSTANZI Stefano (National Inst. Health, Maryland, USA) ,  WESS Juergen (National Inst. Health, Maryland, USA)
資料名： Nature Chemical Biology  (Nature Chemical Biology)
巻： 6  号： 7  ページ： 541-548  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： W2213A  ISSN： 1552-4450  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： G蛋白質共役受容体(GPCR)-G蛋白質相互作用の構造基盤を検討した。そのために,ラットM₃ムスカリン性アセチルコリン受容体(M3R)-Gα_qをモデル系に選択し,M3RとGα_qの一連のシステイン変異体を利用した包括的な化学架橋実験を行った。架橋実験は,18のM3R変異体と14のGα_q変異体の間で,全ての組合せについて実施した。その結果,活性化リガンドの存在下だけでなく,非存在下であっても複数の架橋を観察できた。強いアゴニスト依存性を示す架橋も検出した。また,GPCRにおけるi2ループとGαにおけるαNヘリックスの間のコンタクトが,GPCR-G蛋白質の共役に重要であることを示唆した。これらの知見について考察した。

シソーラス用語： ラット ,  M3受容体 ,  *膜受容体 ,  *GTP結合タンパク質 ,  分子間相互作用 ,  タンパク質結合 ,  分子 ,  結合 ,  配座転移 ,  結合部位
準シソーラス用語： *Gαq ,  *G蛋白質共役受容体 ,  リガンド ,  リガンド結合

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (4件)： G蛋白質共役受容体 ,  G蛋白質 ,  相互作用 ,  基盤