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J-GLOBAL ID：201002241316167918   整理番号：10A0927458

水産物製品に対する気候変動の影響の研究におけるプロテオミクスの役割

The role of proteomics in the study of the influence of climate change on seafood products

著者 (3件)： PINEIRO C. (Instituto de Investigaciones Marinas (CSIC), Eduardo Cabello 6, 36208 Vigo, ESP) ,  CANAS B. (Dpto. Quimica Analitica, Facultad de Quimica, Universidad Complutense de Madrid, 28040 Madrid, ESP) ,  CARRERA M. (Instituto de Investigaciones Marinas (CSIC), Eduardo Cabello 6, 36208 Vigo, ESP)
資料名： Food Research International  (Food Research International)
巻： 43  号： 7  ページ： 1791-1802  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： D0633A  ISSN： 0963-9969  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海洋に及ぼす気候変動の影響は,主として生態学的影響に集中したいろいろな科学的見解からの情報および戦略を扱う論文の主題である。大半の関連研究がこの現実性の物理的,化学的,地理的,社会学的および経済的結果の測定と推定に集中し,これは抑止できないと思われ,その中のほんのわずかが野生あるいは栽培した水産食品の品質に及ぼす気候変動の影響検出を行っているだけである。気候変動の結果によって海産生物に生じたストレスは細胞の分子レベルで反映されており,代謝産物濃度,蛋白質発現およびその修飾が影響されている。気候変動の研究はその発生の潜在的バイオマーカー源として使用可能性のあるこれら分子変化を利用でき得る。ゲノム年代後では,プロテオミクスが蛋白質の同定,潜在的修飾,発現差異と組織局在化の定量化を含む細胞内蛋白質濃度の全体的研究のための若いがしっかりした学問分野であり,気候変動の影響を受けた海産生物における蛋白質変化を証明するための最適な方法論である。最近10年においてプロテオミクス技術は指数的発展を経験したが,研究は主に生体医療およびヒトの健康の研究に適用され,海洋環境の研究にはほとんど集中されていない。水産食品に及ぼす気候変動の影響研究へのプロテオミクス法の適用について,主として安全性の観点から総説する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *水産食品 ,  *プロテオミクス ,  *気候変動 ,  安全性 ,  食品衛生 ,  ストレス ,  細胞 ,  バイオマーカー ,  地球温暖化 ,  方法論 ,  意思決定 ,  海洋生物 ,  海洋環境
準シソーラス用語： トップダウン ,  ボトムアップ ,  食品安全

分類 (3件)： 水産食品一般  (FJ13010R) ,  気候学,気候変動  (DC05140T) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水産物 ,  気候変動の影響 ,  研究 ,  プロテオミクス ,  役割