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J-GLOBAL ID：201002242043693456   整理番号：10A0780287

水分散系におけるリコポジウム(ヒカゲノカズラ属)胞子粒子の散逸構造を乾燥する

Drying dissipative structures of lycopodium spore particles in aqueous dispersion

著者 (6件)： OKUBO Tsuneo (Inst. for Colloidal Organization, Hatoyama 3-1-112, Uji, Kyoto 611-0012, JPN) ,  KOKUFUTA Etsuo (Graduate School of life and Environmental Sciences and Inst. of Applied Biochemistry, Tsukuba Univ., 1-1-1 ...) ,  NAKAMURO Masaharu (Graduate School of Technol., Kyushu Inst. of Technol., Sensui-cho 1-1, Tobata, Kitakyushu 804-8550, JPN) ,  YOSHINAGA Kohji (Graduate School of Technol., Kyushu Inst. of Technol., Sensui-cho 1-1, Tobata, Kitakyushu 804-8550, JPN) ,  MIZUTANI Masashi (Dep. of Applied Chemistry, Gifu Univ., Yanagido 1, Gifu 501-1193, JPN) ,  TSUCHIDA Akira (Dep. of Applied Chemistry, Gifu Univ., Yanagido 1, Gifu 501-1193, JPN)
資料名： Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces  (Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces)
巻： 80  号： 2  ページ： 193-199  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： W0541A  ISSN： 0927-7765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Lycopodium clavatumの胞子由来のリコポジウム粒子(平均直径31μm)からなる水分散系の散逸構造の乾燥を塩化ナトリウムが存在する場合としない場合について粒子濃度の関数として研究した。カバーガラス,時計ガラス及びPetriガラス上に形成された乾燥パターンを巨視的ならびに微視的に観測した。リコポジウム粒子は半球と四面体を組み合わせた形で表せ,その表面に弱い酸性基を有していることが分かった。非常に大きなコロイド粒子に対してもぼんやりした幅の広い環構造が観測され,カバーガラス上のそれらの大きさは粒子濃度の減少に伴って減少した。微視的乾燥パターンは短い鎖状パターンを除いてほぼ消滅した。これらの観測結果は,懸濁液中の対流の力は沈降する力と比較してずっと弱いけれども散逸的乾燥パターン形成に対する対流の寄与はリコポジウム懸濁液中においてもやはり有効であることを支持する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ヒカゲノカズラ科 ,  *胞子 ,  *分散化 ,  *乾燥 ,  散逸系 ,  *コロイド ,  微粒子 ,  *対流 ,  沈降
準シソーラス用語： Lycopodium clavatum ,  コロイド粒子 ,  ヒカゲノカズラ属

分類 (1件)： コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水分散系 ,  ヒカゲノカズラ属 ,  胞子 ,  散逸構造