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J-GLOBAL ID：201002242102552209   整理番号：10A0504258

仮性ホスファターゼであるMK-STYXはG3BPと相互作用してストレス顆粒形成を減じる

The pseudophosphatase MK-STYX interacts with G3BP and decreases stress granule formation

著者 (6件)： HINTON Shanta D. (Cold Spring Harbor Lab., NY, USA) ,  HINTON Shanta D. (Hampton Univ., VA, USA) ,  MYERS Michael P. (Cold Spring Harbor Lab., NY, USA) ,  ROGGERO Vincent R. (Coll. William and Mary, VA, USA) ,  ALLISON Lizabeth A. (Coll. William and Mary, VA, USA) ,  TONKS Nicholas K. (Cold Spring Harbor Lab., NY, USA)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 427  号： 3  ページ： 349-357  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二重特異性ホスファターゼであるヒトMAPK-ホスホセリン/スレオニン/チロシン結合蛋白質(MK-STYX)は通常の活性に必須なモチーフ中の2つのアミノ酸が欠落し,不活性状態である。COS1及びHEK293細胞での一過性発現で,MK-STYXがRas-GTPアーゼ活性化蛋白質SH3ドメイン結合蛋白質(G3BP)1と結合することを蛍光免疫沈降により見いだした。G3BPは野生型不活性MK-STYXとは結合したが,活性化型の変異体とはほとんど結合しなかった。不活性MK-STYXの発現で砒酸酸化ストレスまたはG3BPの発現によるストレス顆粒の形成が阻害されたが,活性化型変異MK-STYX変異体では認められなかった。増殖因子刺激や環境ストレス時の変化の統合におけるG3BPの機能のMK-STYXによる制御系を示唆した。

シソーラス用語： *MAPキナーゼ ,  *タンパク質チロシンホスファターゼ ,  細胞質顆粒 ,  *酸化ストレス ,  ヒ酸 ,  *アダプタータンパク質 ,  細胞情報伝達 ,  タンパク質結合 ,  COS細胞 ,  HEK293細胞 ,  アミノ酸配列 ,  活性部位 ,  部位特異的変異誘発 ,  免疫沈降反応
準シソーラス用語： COS1細胞 ,  *G3BP ,  *MK-STYX ,  ストレス顆粒 ,  仮性ホスファターゼ

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： ホスファターゼ ,  相互作用 ,  ストレス顆粒