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J-GLOBAL ID：201002242288091737   整理番号：10A1036917

日本,米国と他の数か国での湿性沈降によるペルフルオロ化学物質のフラックス

Flux of Perfluorinated Chemicals through Wet Deposition in Japan, the United States, And Several Other Countries

著者 (10件)： KWOK Karen Y (City Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  TANIYASU Sachi (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  YEUNG Leo W Y (City Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  MURPHY Margaret B (City Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  LAM Paul K S (City Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  HORII Yuichi (Center for Environmental Sci. in Saitama, Saitama, JPN) ,  KANNAN Kurunthachalam (State Univ. New York at Albany, NY) ,  PETRICK Gert (Leibniz-Inst. Marine Sci., Kiel, DEU) ,  SINHA Ravindra K (Patna Univ., Patna, IND) ,  YAMASHITA Nobuyoshi (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 44  号： 18  ページ： 7043-7049  発行年： 2010年09月15日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気中に存在するペルフルオロ化学物質(PFC)の運命と移動に関して,降水での20種のPFCの存在を地球規模で調べた。日本,米国,中国,インドとフランスの各地からの降水試料のPFC濃度をHPLC-MS/MSによって定量した。測定したPFCの中でペルフルオロプロピオン酸(PFPrA)を全降水試料で検出した。全PFCの平均濃度は調べた7つの都市に対して1.40~18.1ng/Lで,筑波で最も高く,インドのPatnaで最も低い濃度を検出した。日本と米国の降水試料ではPFPrA,ペルフルオロオクタン酸(PFOA)とペルフルオロノナン酸(PFNA)が主なPFCであった。日本の2つの地域からの降水試料で季節的傾向はなかった。日本と米国での年間のPFC流束の推算から,大気中のPFCの有効なスカベンジャーとして降水が寄与することを示した。

シソーラス用語： *大気汚染物質 ,  大気質試験 ,  日本 ,  アメリカ合衆国 ,  インド ,  *降水 ,  水試料 ,  水質試験 ,  *脂肪族フッ素化合物 ,  全球規模 ,  物質流束 ,  濃度測定 ,  湿性沈降 ,  スルホン酸 ,  脂肪酸

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  大気質調査測定一般  (SB03040I)

物質索引 (5件)： ペルフルオロウンデカン酸 ,  ペルフルオロオクタンスルホン酸 ,  ペルフルオロオクタン酸 ,  ペルフルオロノナン酸 ,  ペルフルオロプロピオン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 日本 ,  米国 ,  湿性沈降 ,  化学物質 ,  フラックス