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J-GLOBAL ID:201002242515191859   整理番号:10A0918683

Japanese house bat,Pipistrellus abramusの下丘における応答の周波数同調および待ち時間構成

Frequency tuning and latency organization of responses in the inferior colliculus of Japanese house bat, Pipistrellus abramus
著者 (3件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 1452  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Pipistrellus abramusは探索の際に準一定周波数のパルスを放射し,これは下方周波数変調スイープの最終周波数部分(終端周波数;TF)まで延長する。昆虫のはばたきに起因する小さい周波数変化を検出するために狭い周波数範囲が重要であるならば,コウモリはTFにおいて極めて微細な周波数分解能を必要とすると考えられる。この仮説を試験するため,下丘(IC)における最良周波数(BF)の分布を電気生理学的に計測した。反響定位パルスのTFは41.44±2.62kHzであった。35~45kHzの周波数範囲をICに過剰表示し(n=50/105;48%),BF分布の中で75~85kHz(TFの二次高調波)にかすかな第2のピークが見られた。BFは背腹軸に沿って記録深さの関数として増大したが,ただし広範囲の深さにおいて見られる35~45および75~85kHzのBFについては例外であった。35~45kHzのBFに対して応答待ち時間は3.7~23.2msの範囲にあり,また最大ターゲット範囲はICに見られる遅れ線から3.3mと推定した。これらの電気生理学的計測は約3m以内のターゲット距離の重要性を示唆しており,これはこの種における餌採取時の行動面の目安と一致している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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発声・発音の生理  ,  聴覚 
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