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J-GLOBAL ID:201002242771233437   整理番号:10A0461018

積分視野分光法に基づいたSeyfert銀河NGC4151の狭輝線領域の3次元運動論の研究

A Study of Three-Dimensional Kinematics of the Narrow-Line Region of the Seyfert Galaxy NGC 4151 Based on Integral Field Spectroscopy
著者 (8件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 225-238  発行年: 2010年04月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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京都3次元分光器第2号機からなる積分視野分光法を用いてNGC4151の狭輝線領域における多種多様な放射輝線の運動論の2次元分布図を作成した。放射輝線を分解して狭域成分と広域成分を定義した。狭域成分はより小さいFWHM値を持ち,広域成分よりも空間的に広がっている。狭成分には銀河面での回転,広域成分には双円錐アウトフローモデルを適用した。狭成分の2次元速度分布は放射輝線の中で共通した最適合パラメータにより銀河面での標準回転と良く適合する。残存図は核から南西6′′辺りのノットで類似の大きな正の値を示すことが分かった。ノットを除いた中心領域の速度分布は更に良く適合し,残りはレンズレットの中の装置の相対的波長キャリブレーション精度と同程度に小さかった。一定のアウトフロー速度,一定のFWHM値,及び核からの距離のべき則に従って減衰する放射輝線強度を仮定することにより,軸に関して軸対称な単純な双円錐アウトフローで広域成分をモデル化した。最適合モデルは,双円錐アウトフローの軸に対する位置角が2階電離酸素の輝線放射最大離角に近いことを示唆する。視線は円錐を満たしたアウトフロー双円錐内に含まれる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 
引用文献 (38件):
  • Arp, H.1977, ApJ, 218, 70
  • Asif, M. W., Mundell, C. G., Pedlar, A., Unger, S. W., Robinson, A., Vila-Vilaró, B.,& Lewis, J. R.1998, A & A, 333, 466
  • Asif, M. W., Unger, S. W., Pedlar, A., Mundell, C. G., Robinson, A.,& Walton, N. A.1997, MNRAS, 284, L15
  • Ayani, K.,& Maehara, H.1991, PASJ, 43, L1
  • Bertola, F., Bettoni, D., Danziger, J., Sadler, E., Sparke, L.,& de Zeeuw, T.1991, ApJ, 373, 369
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