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J-GLOBAL ID：201002243069449487   整理番号：10A0171729

木造住宅の国産・輸入製材の生産から施工地輸送までの二酸化炭素排出量と算定上の問題整理

CO₂ EMISSION AND ITS ESTIMATION ISSUE OF DOMESTIC AND IMPORTED LUMBER ON MANUFACTURING AND TRANSPORTATION

著者 (5件)： 川鍋亜衣子 (秋田県大 木材高度加工研) ,  飯島泰男 (秋田県大 木材高度加工研) ,  秋田典子 (千葉大 大学院園芸学研究科) ,  清家剛 (東大 大学院新領域創成科学研究科) ,  板垣直行 (秋田県大 システム科学技術)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 16  号： 32  ページ： 37-42  発行年： 2010年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 住宅用木材の伐採から加工,運搬,現場搬入に至るまでの二酸化炭素排出量の研究を行った。国産材と輸入材に着目し,実例をモデルに施工現場搬入までの4パターンのフローを設定し,二酸化炭素排出量の推定と結果の比較および要因を考察した。その結果,支配的な排出量は製材加工・人工乾燥および輸送段階に発生する,国産材では前者が,輸入材では後者が過半を占めた,国産材の場合でも,輸入材と二酸化炭素排出量が大差ない結果となる場合もあった,算定の原単位により結果が大きく変動することが判った,等の知見を得た。

シソーラス用語： *木材 ,  伐木 ,  加工 ,  輸送 ,  輸入 ,  *木造住宅 ,  *二酸化炭素排出量 ,  国産材 ,  比較分析
準シソーラス用語： 輸入材

分類 (2件)： 製材・加工  (FF05032S) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (17件)：

• 1) 秋田、伊吹、清家、川鍋、飯島:秋田県における木質系建材のマテリアルフローの実態と再資源化の取り組みに関する環境評価、日本建築学会技術報告集第27号,pp.37-42,2008.6
• 2) 環境省地球環境局、算定·報告·公表制度における算定方法·排出係数一覧(参考1)(参考3)、http://www.env.go.jp/earth/ghg-santeikohyo//material/itiran.pdf、(2009-6-1参照)
• 3) アメリカ合衆国エネルギー省エネルギー情報局、Voluntary Reporting of Greenhouse Gases Program、pp.123、2007、http://www.eia.doe.gov/oiaf/1605/pdf/Appendix%20F_r071023.pdf、(2009-6-1参照)
• 4) Annual Report 2007、Etelä-Savo(South Savo)電力社、フィンランド·ミッケリ市、2008
• 5) 環境省地球環境局、事業者からの温室効果ガス排出量算定方法ガイドライン試案Ver.1.6、pp.2-5、2003.7(2005.7一部改定)

タイトルに関連する用語 (10件)： 木造 ,  住宅 ,  国産 ,  輸入 ,  製材 ,  施工 ,  輸送 ,  二酸化炭素排出量 ,  算定 ,  整理