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J-GLOBAL ID：201002243072156792   整理番号：10A0821198

アスパラガス半促成長期どり栽培における褐斑病の発生生態と防除対策

著者 (1件)： 内川敬介 (長崎県農林技術開発セ)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 64  号： 8  ページ： 515-518,497(1)-497(2)  発行年： 2010年08月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アスパラガスの半促成長期どりにおける褐斑病(Cercospora asparagi)の防除について考察する。本病は始め擬葉に小斑点が形成され,のちに落葉する。前年の多発圃場では3月頃に分生子が飛散し,第1次伝染源となる。従って立茎期の防除開始が重要となる。潜伏期間は30日間である。防除対策は,登録農薬が少ないため,耕種的防除の併用が必要と考えられ,検討の結果,立茎開始2~3週間後にTPN水和剤などの薬剤散布をし,その後20日間隔,のちには30日間隔で散布を行い,5月中旬頃施設妻面を開放する方法が良いと思われた。

シソーラス用語： *アスパラガス ,  *促成栽培 ,  *褐斑病 ,  発生生態 ,  *病害防除 ,  作型 ,  *Cercospora ,  植物病原菌 ,  潜伏期 ,  栽培的防除 ,  農薬散布 ,  総合防除 ,  芳香族塩素化合物 ,  芳香族ニトリル
準シソーラス用語： *Cercospora asparagi ,  耕種的防除 ,  長期どり栽培 ,  *半促成栽培

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y)

物質索引 (1件)： TPN

引用文献 (10件)：

• CONWAY, K. E. et al.(1990): Phytopathology 80: 1103~1108.
• COOPERMAN, J. et al.(1986): Plant Disease 70: 392~394.
• 古田明子ら (2002): 九病虫研会報 48: 33~36.
• 池田 信ら (1993): 北農 60: 321~324.
• 稲田 稔ら (2006): 九病虫研会報 52: 83.

タイトルに関連する用語 (5件)： アスパラガス ,  半促成長期どり栽培 ,  褐斑病 ,  発生生態 ,  防除対策