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J-GLOBAL ID：201002243090238798   整理番号：10A1143985

ピセアタンノールを多く含むパッションフルーツ(Passiflora edulis)の種の抽出物はメラニン形成を抑制しコラーゲン合成を促進する

Extract of Passion Fruit (Passiflora edulis) Seed Containing High Amounts of Piceatannol Inhibits Melanogenesis and Promotes Collagen Synthesis

著者 (7件)： MATSUI Yuko (Morinaga and Co., Ltd., Yokohama, JPN) ,  SUGIYAMA Kenkichi (Morinaga and Co., Ltd., Yokohama, JPN) ,  KAMEI Masanori (Morinaga and Co., Ltd., Yokohama, JPN) ,  TAKAHASHI Toshio (Morinaga and Co., Ltd., Yokohama, JPN) ,  SUZUKI Tamio (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  KATAGATA Yohtaro (Hirosaki Univ., Hirosaki, JPN) ,  ITO Tatsuhiko (Morinaga and Co., Ltd., Yokohama, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 20  ページ： 11112-11118  発行年： 2010年10月27日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 培養したヒトの黒色腫細胞と繊維芽細胞を用いた。パッションフルーツを外皮,果肉,及び種に分け,各部分を80%エタノールで抽出した。ポリフェノールの濃度は外皮や果肉より種中で高かった。種の存在下で培養した表皮の繊維芽細胞中では全可溶性コラーゲンの生成が増したが,外皮と果肉ではこの効果がなかった。種からポリフェノールを除くとこの効果はなくなった。パッションフルーツの種には多量のピセアタンノール(3,4,3′,5′-テトラヒドロキシ-トランス-スチルベン)があり,これがメラニン形成とコラーゲン合成への種の効果に関係する主要成分であることを見つけた。

シソーラス用語： *パッションフルーツ ,  種子 ,  組織抽出液 ,  *コラーゲン ,  腫瘍細胞 ,  線維芽細胞 ,  阻害 ,  生合成 ,  薬理作用 ,  代謝阻害 ,  主成分分析 ,  細胞培養 ,  ヒト ,  *多価フェノール ,  溶媒抽出 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *Passiflora edulis ,  黒色腫細胞 ,  種 ,  阻害作用 ,  促進作用

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (4件)： エタノール ,  ピセアタンノール ,  メラニン ,  レスベラトール

タイトルに関連する用語 (8件)： ピセアタンノール ,  パッションフルーツ ,  Passiflora ,  種 ,  抽出物 ,  メラニン形成 ,  コラーゲン合成 ,  促進