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J-GLOBAL ID：201002244500571763   整理番号：10A0727821

廃スラグのための新しい転換過程 溶鉱炉スラグからのハイドロタルサイト様の化合物及びゼオライトの合成及び吸着容量の評定

A novel conversion process for waste slag: synthesis of a hydrotalcite-like compound and zeolite from blast furnace slag and evaluation of adsorption capacities

著者 (5件)： KUWAHARA Yasutaka (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  OHMICHI Tetsutaro (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAMEGAWA Takashi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MORI Kohsuke (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAMASHITA Hiromi (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 20  号： 24  ページ： 5052-5062  発行年： 2010年06月28日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶鉱炉スラグ(BFS)からのハイドロタルサイト様の化合物を酸ブリーチング及び沈殿の通常の化学過程で合成した。HCl酸ブリーチング後,BFSを92wt%SiO₂含有量の水和シリカとほかの成分に分離した。XRDと化学分析から,100°Cでの合成物を化学量論モル比Ca:Al:Cl=2:1:1のCa-Alベースのハイドロカルマイト(hydrocalumite)化合物と同定した(構造中ほかの金属カチオンを結合)。元のスラグのリン酸吸着容量は1.5mg P/gであるが,ハイドロタルサイト様化合物に転換すると40mg P/gに増大する。さらに,高結晶性の優れた吸着容量をもつ単相A及びX型ゼオライトを,100°C,6時間水熱処理で残渣シリカから合成した。

シソーラス用語： *高炉スラグ ,  ハイドロタルサイト ,  リン酸 ,  容量 ,  *合成ゼオライト ,  化学合成 ,  X線回折 ,  化学分析
準シソーラス用語： ハイドロタルサイト化合物 ,  吸着容量

分類 (2件)： 合成鉱物  (CD01040K) ,  製銑  (WD01050P)

タイトルに関連する用語 (7件)： スラグ ,  転換 ,  過程 ,  溶鉱炉 ,  ハイドロタルサイト ,  ゼオライト ,  吸着容量