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J-GLOBAL ID:201002244717476882   整理番号:10A0270904

大気エアロゾルの蒸気及び粒子相成分の酸化還元ならびに求電子的性質

Redox and electrophilic properties of vapor- and particle-phase components of ambient aerosols
著者 (16件):
資料名:
巻: 110  号:ページ: 207-212  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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大気エアロゾルの化学的性質と健康への悪影響との関係を知るために,粒子状物質(PM)が研究の焦点となっている。肺や心臓血管の病気を悪化させると考えられている酸化能とPMの大きさ及び化学組成とが関係づけられてきた。しかし,ここ数年の研究から揮発性および半揮発性成分も健康への悪影響に関係することが示唆されている。この研究の目的は,(i)大気エアロゾルの蒸気相成分の酸化還元および求電子能を初めて測定する,(ii)エアロゾルの危険度に対する蒸気及び粒子画分の相対的な寄与を評価することである。この目的のために,リバーサイド(カリフォルニア州)で採取した蒸気及び粒子相試料について3種類の化学分析を行い,酸化還元および求電子能を測定した。その結果,酸化還元活性成分は粒子相と関連し,求電子成分は蒸気相で見出されることが示唆された。蒸気相の有機抽出物はマウスのマクロファージRAW264.7において,ストレス応答蛋白質,ヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)を誘導した。これらの結果は,エアロゾルの総合的な酸化および求電子能における揮発性成分の重要性を明らかにし,将来の健康リスク評価研究において蒸気相を含める必要性を指摘するものである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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粒状物調査測定  ,  酸化,還元  ,  人間に対する影響  ,  酵素一般 

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