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J-GLOBAL ID:201002245282808175   整理番号:10A0004366

亜臨界水条件下での貴重な化学品へのアカマツ木材(Pinus densiflora)の転化

Conversion of Japanese red pine wood (Pinus densiflora) into valuable chemicals under subcritical water conditions
著者 (2件):
資料名:
巻: 345  号:ページ: 124-131  発行年: 2010年01月11日 
JST資料番号: B0929A  ISSN: 0008-6215  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リン酸緩衝液の有り及び無しにおいて,亜臨界水条件下でのアカマツ木材の分解に関する比較研究を,回分型反応器で行った。ほとんどの木材種に見られる成分の40~45%以上をセルロースが構成するので,木材バイオマスモデルとして純セルロースを用いて一連の実験を行った。温度,滞留時間及びpH効果などの幾つかのパラメータを詳細に調べた。純セルロースの分解及び加水分解にとっての最良温度は,およそ270°Cであった。1.5~6.5の範囲にある溶液初期pHの影響を調べた。セルロースの加水分解及び分解にpHはかなりの影響を及ぼした。水相の幾つかの生成物を同定し定量化した。純セルロースの亜臨界水処理から取得した条件を,アカマツ木材チップに応用した。結果として,酸触媒無しにおいてさえ,大量の木材試料は水中で加水分解したが,pH2におけるリン酸緩衝液使用により,木材チップの加水分解及び溶解は増加した。水可溶相に加え,亜臨界水処理によって,アセトン可溶相及び水-アセトン不溶相(それらは,それぞれ,分解リグニン,タール及び未反応木材チップに帰属する)を単離した。リン酸緩衝液を触媒とする反応の場合の,初期木材:酸比率をも調べた。その結果によると,触媒活性を変えることなく,この重量比率は高く3:1であった。最も重要な実験パラメータの1つである木材チップの寸法をも調べた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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多糖類  ,  分解反応  ,  木材化学 
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