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J-GLOBAL ID：201002245318770641   整理番号：10A1455845

強磁性体UCu₂Si₂のFermi面特性

Fermi Surface Properties of Ferromagnet UCu₂Si₂

著者 (9件)： MATSUDA Tatsuma D. (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  IKEDA Shugo (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  YAMAMOTO Etsuji (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  HAGA Yoshinori (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  SHISHIDO Hiroaki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAMAGAMI Hiroshi (Kyoto Sangyo Univ., Kyoto, JPN) ,  SETTAI Rikio (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  ONUKI Yoshichika (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  ONUKI Yoshichika (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 79  号： 11  ページ： 114712.1-114712.4  発行年： 2010年11月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 我々はSnフラックス法によって,正方晶系の構造を持つUCu₂Si₂の高品質単結晶を成長させることに成功し,de Haas-van Alphen効果を測定した。UCu₂Si₂は,T_N=106Kより下で反強磁性的に秩序化し,T_C=100Kにおいて継続的強磁性秩序化に従う。いくつかのde Haas-van Alphen分岐を,5×10⁶から7×10⁷Oeにわたる強磁性状態において観測する。対応するサイクロトロン実効質量は適度に大きく,1.4から4.2m₀にわたり,電子比熱係数γ=20mJ/(K²・mol)と矛盾しない。これらの実験結果は,5f遍歴スピン及び軌道分極エネルギー帯モデルによってほぼ説明される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ウラン化合物 ,  銅化合物 ,  ケイ素化合物 ,  金属間化合物 ,  *強磁性体 ,  Fermi面 ,  フラックス法 ,  正方晶系 ,  単結晶 ,  *de Haas-van Alphen効果 ,  反強磁性 ,  Curie温度 ,  強磁性 ,  規則化 ,  枝分れ ,  有効質量 ,  電子比熱 ,  実験 ,  モデル
準シソーラス用語： 秩序化 ,  分岐

分類 (1件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (2件)： 強磁性体 ,  Fermi面