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J-GLOBAL ID：201002245687909378   整理番号：10A0819545

日本やタイ国内の数か所の下水処理施設(WWTP)に於けるペルフルオロ化合物の検出や挙動

Occurrences and behavior of perfluorinated compounds (PFCs) in several wastewater treatment plants (WWTPs) in Japan and Thailand

著者 (8件)： SHIVAKOTI Binaya Raj (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TANAKA Shuhei (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUJII Shigeo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KUNACHEVA Chinagarn (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  BOONTANON Suwanna Kitpati (Mahidol Univ., Nakornpathom, THA) ,  MUSIRAT Chanatip (Mahidol Univ., Nakornpathom, THA) ,  SENEVIRATNE S. T. M. L. D. (Kyoto Univ., Shiga, JPN) ,  TANAKA Hiroaki (Kyoto Univ., Shiga, JPN)
資料名： Journal of Environmental Monitoring  (Journal of Environmental Monitoring)
巻： 12  号： 6  ページ： 1255-1264  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 1464-0325  CODEN： JEMOFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)やPFOA(ペルフルオロオクタン酸)などペルフルオロ化合物(PFC)は近年に注目を集める有機汚染物質で,理由は自然環境内の残留性や生体内蓄積性,毒性が高い為である。日本国内の8か所の下水処理施設(WWTP)やタイ国内の工業地区で稼働する中央WWTPで処理排水を採取し,混入するPFOSやPFOAの濃度や挙動を実測した。両国のWWTPは全て処理排水にPFCが残留し,濃度が数千ng/lを超過する場合もあった。WWTPは活性スラッジ法以外に塩素処理やオゾン処理,活性炭処理法を併用するがPFC除去に有効でなかった。これら処理プロセス中でPFCは蓄積性が高く,特にエアレーション装置内は高濃度であった。

シソーラス用語： *廃水処理 ,  *ペルフルオロカーボン ,  接触曝気法 ,  エアレーション装置 ,  好気性処理 ,  塩素処理 ,  オゾン処理 ,  活性炭処理 ,  日本 ,  タイ王国 ,  下水処理施設 ,  濃度分布 ,  水質試験 ,  スルホン酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  脂肪酸 ,  *活性汚泥法 ,  残留性有機汚染物質
準シソーラス用語： *活性スラッジ法 ,  難分解性有機汚染物質

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  下水・廃水処理施設  (SC03020P) ,  水質調査測定一般  (SB02060X)

物質索引 (2件)： ペルフルオロオクタンスルホン酸 ,  ペルフルオロオクタン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  タイ ,  下水処理施設 ,  WWTP ,  ペルフルオロ化合物 ,  挙動