抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多孔質材料の前駆体となる湿潤ゲルを方向性を持たせて凍結することを利用し,マイクロハニカム状のモノリス体に成型する技術「氷晶テンプレート法」について述べた。成型したモノリス体は,流体を通過させた時の抵抗が低く,材料が本来持っているポテンシャルを最大限に引き出すことが可能となり,テンプレートも安全で除去が容易であるため,低コストかつ環境負荷を抑えられる多孔質材料の作製技術である。多孔質材料は化学製品を効率よく製造するための触媒や,水から有害物質を除去するための吸着剤などとして様々な分野で利用される。他の成型法に比較して低コストと環境負荷,ゾル-ゲル材料一般に適用可能,ランニングコストの低減可能,種々のスケールにマッチした材料を作製可能等の強みがある。