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J-GLOBAL ID:201002245986047102   整理番号:10A0945081

技術とマーケットの相互作用が生み出す産業集積持続のダイナミズム:諏訪地域では,なぜ競争力維持が可能だったのか 平成21年度

著者 (4件):
資料名:
ページ: 166P  発行年: 2010年 
JST資料番号: N20101797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本の中小企業の多くが大企業からの需要の低下に直面しているが,諏訪地域は製造品出荷額や利益率を維持してきた。本論文では,諏訪地域の変容の歴史を概観し,1)1968~1970年代にかけての代表的企業による海外への量産機能移転,2)1985年頃の域内企業による海外生産拠点設立の加速といったシグナルへの敏感な反応が,バブル崩壊以降の企業行動の素地となったことを説明した。次に,諏訪地域の1990年代以降における成長性指標として製造品出荷額,収益性指標として売上高利益率の推移を示し,それらに大きな影響を与える要因として競争力とは関係のない自社の行動,及び外部環境について考察した。その結果,諏訪地域では1990年代以降も競争力が維持されていたと判断でき,マクロ財務データ分析によって競争力維持の原因分析を試みた。また,インタビューデータや各種公表資料をもとに技術や分業構造,競争優位の源泉をどのように変化させて産業集積の持続を可能にしてきたかを地域全体レベル,及び主役を担った企業群の視点で検討した。さらに,明治時代にまで遡って中小企業における対応力の歴史的形成過程を考察し,競争力の維持は域外マーケットとの関係構築及び技術の蓄積と利用間の好循環に基づくことを論じた。
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分類 (2件):
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産業経済  ,  経営工学一般 

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