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J-GLOBAL ID：201002246033095009   整理番号：10A0925829

土構造物上コンクリート路盤への短繊維補強コンクリートの適用

著者 (1件)： 高橋貴蔵 (鉄道総合技術研)
資料名： 日本鉄道施設協会誌  (Journal of Japan Railway Civil Engineering Association)
巻： 48  号： 9  ページ： 732-735  発行年： 2010年09月01日 
JST資料番号： G0049B  ISSN： 0913-2643  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土構造物上にスラブ軌道等の直結軌道を適用する場合,高品質な路床上に,厚さ30cmのRC版(上部路盤)と厚さ15cmの粒度調整砕石層で構成されるコンクリート路盤を設ける必要がある。そこで,上部路盤に短繊維補強コンクリートを適用し,鉄筋による補強を行わない構造を採用した。本報告は下部路盤の剛性を確認するための土構造物上のスラブ軌道を対象とした三次元有限要素解析,短繊維補強コンクリートの流動性,短繊維補強コンクリートの収縮対策,短繊維補強コンクリートの施工性の確認と収縮の評価について報告した。なお,用いた短繊維はポリビニルアルコール(PVA)繊維である。

シソーラス用語： 土構造 ,  *鉄道路盤 ,  *繊維強化コンクリート ,  *ステープルファイバ ,  *ポリビニルアルコール繊維 ,  剛性 ,  スラブ軌道 ,  数値解析 ,  収縮 ,  流動性
準シソーラス用語： *PVA短繊維 ,  三次元有限要素解析

分類 (2件)： 線路構造,軌道材料  (RC07030B) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (6件)：

• 鉄道総合技術研究所編: 鉄道構造物等設計標準・同解説 土構造物, 丸善, 2007.
• 川又篤, 高橋貴蔵, 掘越哲郎, 松岡茂: 繊維補強セメント系複合材料の基礎性状に関する実験的研究, コンクリート工学年次論文集, Vol28, No.1, pp. 389-394, 2006.
• JSCE-F 514: 高流動コンクリートのL形フロー試験方法 (案), 土木学会基準, 2007.
• JIS A 6202: コンクリート用膨張剤膨張付属書2コンクリートの拘束膨張および収縮試験方法, 日本規格協会, 2002.
• (社) 土木学会: コンクリート標準示方書 [施工編], pp. 231-232, 丸善, 2007.12.

タイトルに関連する用語 (4件)： 土構造物 ,  コンクリート ,  路盤 ,  短繊維補強コンクリート