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J-GLOBAL ID：201002246309368039   整理番号：10A1085816

リチウムセンサのための単一分子リチウム捕捉分子素子の開発(第1報)

著者 (1件)： 大森和宏 (栃木県産技セ)
資料名： 栃木県産業技術センター研究報告  (Reports of Industrial Technology Center of Tochigi Prefecture)
号： 7  ページ： 110-112  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： L0285B  ISSN： 1349-2608  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 長鎖アルキル基を有する非環状イソブテニルエーテル化合物を合成し,それらのリチウム選択能及び基板界面で形成する二次元構造の調査を行った。この分子はリチウムイオンを選択的に捕捉することが,プロトン核磁気共鳴(¹H NMR)及びフーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)測定により明らかになった。また,本分子は高配向グラファイト上で直線的な配列構造を形成し,リチウムイオンを捕捉した錯体では凝集することが原子間力顕微鏡観察により明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： リチウム化合物 ,  金属イオン ,  *分子素子 ,  *自己組織化 ,  高配向性熱分解グラファイト ,  基板 ,  陽子磁気共鳴 ,  原子間力顕微鏡 ,  顕微鏡観察 ,  フェノールエーテル ,  選択イオンモニタリング ,  選択性 ,  *化学センサ ,  GC-MS分析
準シソーラス用語： *リチウムイオン

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

物質索引 (1件)： 3,3′-(2-メチレン-1,3-プロパンジイルビスオキシ)ビス(N-オクタデシル-2-ナフタレンカルボアミド)

引用文献 (3件)：

• K. Omori, Y. Kikkawa, H. Tokuhisa, M. Kanesato and K. Hiratani: Colloid Surf A, 356, 58-62,(2010)
• H. Tokuhisa, L. Liu, K. Omori, M. Kanesato K. Hiratani, L. A. Baker: Langmuir, 25, 1633-1637,(2009)
• 逢坂哲彌, 笹野順司, 松永真理子, 飯田広範: 表面技術, 59, 355-362,(2008)

タイトルに関連する用語 (5件)： リチウム ,  単一分子 ,  捕捉 ,  分子素子 ,  開発