抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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前報では,舗装版切断工事で発生する汚水中に含有する化学物質を明らかにすると共に環境への流出を防ぐ為に回収を行い連続的に処理するシステムを開発した。処理システムで分離された濾過水は,化学物質が検出されず,排水基準を満たす事から現場内で切断用水として再利用できる。一方,固形物中には化学物質が以降して含有するため,固形物の無害化又は溶出を防ぐ事が課題となった。本報では固形物の再生利用方法の確立とシステムを用いて各現場内で繰り返し処理を行った結果から幾つかの問題点を挙げ,システムを改良したので報告する。(著者抄録)