文献
J-GLOBAL ID:201002246906161828   整理番号:10A0514892

エストロゲン類はイガイ類(Mytilus edulis)の生殖腺におけるセロトニン受容体及びシクロオキシゲナーゼのmRNA発現を撹乱する

Estrogens disrupt serotonin receptor and cyclooxygenase mRNA expression in the gonads of mussels (Mytilus edulis)
著者 (9件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 178-187  発行年: 2010年06月10日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水環境中のエストロゲン様汚染物質は雄魚の雌化と関連があるが,二枚貝軟体動物のようないくつかの無脊椎動物種へのそれらの影響はまだ特徴づけられていない。配偶子発生はその生殖過程における重要な段階の典型であり,セロトニン(5-HT),プロスタグランジン類[シクロオキシゲナーゼ(COX)により合成される]及び17β-エストラジオール(E2)のようなステロイド類によりホルモン調節を受けている。ここに,著者らは,イガイ類Mytilus edulisをその生殖周期の各段階にエストロゲン様化合物に曝露したときの5-HT受容体及びCOXのmRNA発現の応答を調べた。成熟イガイ類において,5-HT受容体のmRNA発現はE2曝露後に減少した。配偶子発生の初期段階でのイガイ類においては反対の傾向を認めた。両段階でのCOXのmRNA発現量はE2曝露により一般に減少した。また配偶子発生の初期段階でのイガイ類をエチニルエストラジオール(EE2)及びエストラジオール安息香酸エステル(EB)に曝露すると,これらの両外因性エストロゲンで5-HT受容体のmRNA発現の有意な増加を認めた。EB曝露でCOX発現量が増加したが,EE2曝露では有意な影響を認めなかった。これらの結果は,合成エストロゲンEE2はもちろん天然エストロゲンE2も海洋性二枚貝M.edulisにおいて5-HT受容体及び/あるいはCOXのmRNA発現量に生殖段階依存性変化を誘発することを示している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋汚濁  ,  性ホルモン  ,  微生物に対する影響 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る