抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環境保全上,ALCパネルの物質循環を把握するために,そのマテリアルフローの作成を試みた。そのためには,新築現場から発生するALCの端材量の把握が必要であり,いくつかの現場の実態調査を行った。その結果とALCパネルのメーカが保有する実績データを整理し,マテリアルフローを作成した。結果,広域認定制度に基づくALC端材回収実績によるその比率は全納入数量の2.1%であることが判った,新築現場から発生するALCの端材発生比率は全調査数量の0.33~2.47%であることが判った,両者はほぼ近い値であり建築材料の端材発生比率としては小さいことも判った。この調査結果に基づき,ALCの端材発生量の推計用比率を2%とし,新築現場の実態を踏まえて,マテリアルフローを作成することができた。