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J-GLOBAL ID：201002247065637632   整理番号：10A0013482

二機能性サイトゾルUDP-グルコース4-エピメラーゼは植物においてUDP-D-キシロースとUDP-L-アラビノース間の相互転換を触媒する

Bifunctional cytosolic UDP-glucose 4-epimerases catalyse the interconversion between UDP-D-xylose and UDP-L-arabinose in plants

著者 (11件)： KOTAKE Toshihisa (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  TAKATA Ryohei (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  VERMA Rajeev (Univ. Connecticut, CT, USA) ,  TAKABA Masato (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  YAMAGUCHI Daisuke (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  ORITA Takahiro (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  KANEKO Satoshi (National Food Res. Inst., Ibaraki, JPN) ,  MATSUOKA Koji (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  KOYAMA Tetsuo (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  REITER Wolf-Dieter (Univ. Connecticut, CT, USA) ,  TSUMURAYA Yoichi (Saitama Univ., Saitama, JPN)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 424  号： 2  ページ： 169-177  発行年： 2009年12月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エンドウ(Pisum sativum L.)の推定上のUDP-Glc(UDPグルコース)4-エピメラーゼ(UGE)遺伝子にコードされる可溶性蛋白質がUDP-Xyl(UDP-キシロース)4-エピメラーゼ活性を持ち,この大腸菌組換体がUDP-Xyl4-エピメラーゼとUGE活性の両方を持つことを確認した。UDP-Xyl4-エピメラーゼとUGE活性を持つ可溶性酵素PsUGE1を,エンドウ芽生えから約300倍に精製し,この酵素がゴルジ装置に局在化するUDP-Xyl4-エピメラーゼとは異なることを見出した。系統分析から,PsUGE1はArabidopsisのAtUGE2,AtUGE4とAtUGE5を含むグループではなく,UDP-Xyl4-エピメラーゼを持つAtUGE1とAtUGE3と同じグループを形成することを示した。最終的にPsUGE1とその近縁ホモログが,サイトゾルで過剰なUDP-Gal(UDP-ガラクトース)とUDP-Ara(UDP-L-アラビノース)をUDP-GlcとUDP-Xylにそれぞれ変換する役割を果していることを示唆する。

シソーラス用語： *エピメラーゼ ,  エンドウ ,  実生 ,  細胞内分布 ,  *複合作用酵素 ,  サイトゾル ,  酵素反応機構 ,  酵素反応速度論 ,  *UDP糖 ,  代謝経路
準シソーラス用語： *UDPキシロース4-エピメラーゼ ,  *UDPグルコース4-エピメラーゼ

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  物質の代謝  (EH02050Q)

物質索引 (2件)： UDPキシロース ,  UDP-L-アラビノース

タイトルに関連する用語 (10件)： 機能性 ,  サイトゾル ,  UDP-グルコース ,  エピメラーゼ ,  植物 ,  UDP ,  D-キシロース ,  L-アラビノース ,  相互転換 ,  触媒