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J-GLOBAL ID:201002247082191281   整理番号:10A1342699

イノシトールリン酸によって促進されたCOI1-JAZ共受容体によるジャスモン酸認識

Jasmonate perception by inositol-phosphate-potentiated COI1-JAZ co-receptor
著者 (14件):
資料名:
巻: 468  号: 7322  ページ: 400-405  発行年: 2010年11月18日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ジャスモン酸は,植物の成長や発生,ストレスへの応答を調節する植物ホルモンのファミリーの1つである。Fボックスタンパク質CORONATINE INSENSITIVE1(COI1)は,転写リプレッサーJAZタンパク質のホルモン依存性ユビキチン化と分解を促進することで,ジャスモン酸シグナルを伝達する。その重要性にもかかわらず,ジャスモン酸認識の機構はよくわかっていなかった。今回我々は,シロイヌナズナ(Arabidopsis)の本当のジャスモン酸受容体は,COI1とJAZ両者の複合体であることを示す構造学的および薬理学的なデータを報告する。COI1は,生理活性ホルモンである(3R,7S)-ジャスモノイル-L-イソロイシン(JA-Ile)を高い特異性で認識する開いたポケットをもっている。高い親和性でのホルモン結合には2つの部分に分かれたJAZデグロン配列が必要で,これはCOI1がドッキングする保存されたαヘリックスとその結合ポケットにホルモンを捕捉するループ領域から構成されている。さらに我々は,ジャスモン酸共受容体複合体の3番目の重要な要素として,基質に近接してCOI1とJAZの両方と相互作用するイノシトールペンタキスリン酸を同定した。今回の結果は,ジャスモン酸認識の機構を解明し,多成分シグナル伝達ハブとして進化してきたFボックスタンパク質の能力を明らかにしている。Copyright Nature Publishing Group 2010
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分類 (2件):
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分子構造  ,  植物ホルモン 
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