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J-GLOBAL ID:201002247362941731   整理番号:10A1032201

カリフォルニア州Avalon Bayで単離したEscherichia coli株の毒性遺伝子の大規模分析

Large scale analysis of virulence genes in Escherichia coli strains isolated from Avalon Bay, CA
著者 (8件):
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巻: 44  号: 18  ページ: 5463-5473  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Escherichia coliおよびEnterococcus sp.によるレクリエーション水汚染は海辺閉鎖およびレクリエーション活動の損失となる深刻な問題である。E.coliは糞便汚染指標としてしばしば使われて,水路で広範囲に測定されているが,浜辺水における潜在的な病原性E.coli株の存在を研究した報告は少ない。本研究において,ハイスループットなロボット支援コロニー・ハイブリダイゼーションおよびPCR法を組み合わせて使用して,カリフォルニア州Santa Catalina島Avalon Bayの浜辺水から単離したE.coliに含まれるゲノム構成および毒性遺伝子の頻度を求めた。単離した合計24493のE.coliを一般的な海水浴場の2か所で2007年8月~9月と2008年7月~8月に採取した。全単離株で志賀様毒素(stx1/stx2),インチミン(eaeA),およびエンテロトキシン(ST/LT)の存在を研究した。研究した24493単離株の内,3.6%にeaeA遺伝子が含まれ,これら単離株がEPEC株である可能性があることを示した。しかし測定した内5日で10%以上の株がEPECの可能性があり,この浜辺の毒性遺伝子発生率が時間的要素に強く依存していることを示した。STECまたはETEC単離株は検出しなかった。そしてEPEC単離株の8だけ(<1.0%)がEAFプラスミドを運ぶことを見出した。EPEC単離株の可能性が有るものは主にE.coli系統発生グループB1またはB2に属して,βインチミン亜型を運んでいた。EPECの可能性が有る単離株のDNAフィンガープリント分析により,多くのクローングループを検出したが単離株は遺伝的に多様なグループに属していた。毒性遺伝子の存在だけでは株の病原性決定に使用出来ないが,本研究の結果は,EPECの可能性がある株が海辺水で認められて,その存在は海辺閉鎖の決定に使える要因のひとつとして考慮する必要があることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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海洋汚濁  ,  水質調査測定一般  ,  微生物検査法 

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