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J-GLOBAL ID:201002247699580480   整理番号:10A1081636

2元線形符号を用いた多重アクセス通信路に対する線形計画復号について

Linear Programming Decoding of Binary Linear Codes for Multiple-Access Channel
著者 (3件):
資料名:
巻: 110  号: 205(IT2010 34-50)  ページ: 31-36  発行年: 2010年09月14日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2元線形符号を用いた多元接続通信路における線形計画法に基づいた復号法を提案する。近年,通信路符号化の最尤復号の問題に対して線形計画復号法が注目を浴びている。本研究ではまず,2元線形符号を用いた多元接続通信路における最尤復号の問題がどのようにして線形計画問題として定式化されるかを示す。これは,目的関数である対数尤度関数が,一般的には符号語シンボルに対する線形関数ではないため自明ではない。そこで,本研究では,目的関数がその変数の線形関数になるような補助変数を導入する。これにより,最尤復号の問題が線形計画問題として定式化されるが,この問題を解くには非常に多くの計算量を要し,現実的ではない。本研究では,1対1通信における線形計画復号法と同様に,この問題を緩和した線形計画問題を考える。提案された復号法は,1対1通信の場合と同様,復号結果が整数ならば最尤復号であることが保証されるという望ましい性質を持つ。提案された復号法は,通信路のユーザー数に対して指数オーダーの計算量が必要となるが,ガウス型多元接続通信路においてはその計算量を削減することが出来ることを示す。また,コンピュータシミュレーションにより,Sum-Productアルゴリズムに基づいた復号法との性能比較を行う。(著者抄録)
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符号理論 
引用文献 (11件):
  • AMRAOUI, A. Achieving General Points in the 2-User Gaussian MAC Without Time-Sharing or Rate-Splitting by Means of Iterative Coding. Proc. Int. Symp. Inf. Theory (ISIT2002), June-July. 2002, 334
  • BAYNAST, A. Gallager Codes for Multiple User Applications. Proc. Int. Symp. Inf. Theory (ISIT2002), June-July. 2002, 335
  • ROUMY, A. Low Complexity Code Design for the 2-user Gaussian Multiple Access Channel. Proc. Int. Symp. Inf. Theory (ISIT2004), June-July. 2004, 481
  • FELDMAN, J. Using linear programming to decoding binary linear codes. IEEE Trans. Inf. Theory. 2005, 51, 3, 954-972
  • TAGHAVI, M. H. Adaptive linear programming decoding. Proc. Int. Symp. Inf. Theory, Seattle, USA, July 2006. 2006, 1374-1378
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