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J-GLOBAL ID:201002248427725442   整理番号:10A1754424

チェインコード化Merlin-Farber法を用いた正面顔正中線の自動抽出

Automatic Detection of Frontal Face Midline by Chain-coded Merlin-Farber Hough Trasform
著者 (4件):
資料名:
巻: 130  号: 12  ページ: 2159-2166 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0810A  ISSN: 0385-4221  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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バイオメトリクス認証に応用できる全自動の顔認識・顔認証を実現するためには,入力画像から正確に顔領域を切り出す顔検出と,切り出された顔を認識する顔認識の両方が必要である。このうち顔検出には,目,鼻,口などの顔部品の配置と見かけのモデルを用いており,モデルの構築や検出器の学習に高い計算コストを要する。この理由は,画像中の顔が示す姿勢変動の自由度にある。顔の正中線(中心線)はこれらの計算コストを削減できる有力な情報である。正中線を検出することで,画像中の顔の傾きや位置を正規化することができ,正中線の左右における顔の対称性を利用することで顔部品検出において推定すべきパラメータを削減できる。計算コストの削減を目的としている観点から,正中線抽出は小さな計算コストで実現されるべきである。これに対し,Nakaoらにより,Merlin-Farberハフ変換(MFHT)を用いた顔の正中線抽出処理が提案されているが,さらなる計算時間の削減と,検出精度向上が課題である。本研究では,MFHTを用いた正中線抽出手法に対しチェインコードを導入した高速化,高精度化を行った。そして,2409画像からなる大規模な評価用データセットを用いて有効性の評価実験を行った。その結果,処理時間の削減だけでなく,抽出精度の向上も認められた。この理由は,テェインコード化とチェインコードに基づく投票制限により,パラメータ空間への投票が画像の対称軸を求める上で必要とされるエッジ画素に限定されたためと考える。提案手法により検出した正中線は顔部品検出に応用することで,顔部品検出の計算量削減に寄与する。
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