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J-GLOBAL ID：201002248842277935   整理番号：10A0315993

IHおよびガス加熱における鍋内対流の可視化と定量化

著者 (4件)： 川上春菜 (東京海洋大) ,  TOU Zensyu (東京海洋大) ,  福岡美香 (東京海洋大) ,  酒井昇 (東京海洋大)
資料名： 日本食品工学会誌  (Japan Journal of Food Engineering)
巻： 11  号： 1  ページ： 51-58  発行年： 2010年03月15日 
JST資料番号： L4409A  ISSN： 1345-7942  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 調理中の鍋内対流などを可視化するトレーサ粒子を検討した。ここでは,人工イクラ製造法を模擬し,塩化カルシウム溶液中にアルギン酸ナトリウムを滴下して球体のゲルカプセルを調製した。一方識別を可能にするための着色用の食用色素を検討し,ローズベンガルを選択した。更に対流への追従性と観察の適性を考慮した粒径を2.5mmと決定した。HI加熱とガス加熱においてこのトレーサ粒子をビデオカメラによって撮影して3次元の運動を定量化し,加熱初期にガス加熱よりHI加熱の流速が大きいことなどが示された。

シソーラス用語： *誘導加熱 ,  *可燃性ガス ,  *可視化 ,  *対流 ,  アルギン酸 ,  塩化カルシウム ,  カプセル ,  ゲル ,  球 ,  食用着色料 ,  食用魚卵 ,  *トレーサ法 ,  粒径 ,  ビデオカメラ ,  調理
準シソーラス用語： 鍋 ,  アルギン酸ナトリウム ,  定量化 ,  いくら

分類 (2件)： 食品の加熱  (FJ03030I) ,  不均質流  (BC02060J)

物質索引 (1件)： ローズベンガル

引用文献 (7件)：

• “Introduction to informatics of visualization (Kashikajohog akunyumon) ”, Kashika-johogaku-nyumon henshu-iinkai, Tokyo Denki University Press, 1994, p. 2.
• M. Ohnishi, M.Yamagichi, O. Ohashi; “Study of Suitable Pot Shape of Induction Heater Type Rice Cookers”(in Japanese). J. High Temperature Society, 29(2), 63-67(2003).
• K. Oda, T. Shigematsu; “Visibilized experiment on fluid motion by adding particles and numerical simulation on the spreading behavior of muddiness”(in Japanese). Annu. J. Coastal Eng., 41, 1006-1010(1994).
• T. Etoh, K Takehara; “Development of a method to make microcapsules as tracer particles”(in Japanese). J. Visualization Society of Japan, 11 (Suppl 1), 71-74(1991).
• T. Kobayashi, K. Okamoto, M. kawahashi, S. Nishio; “Particle Image Velocimetry (PIV no kiso to ouyou) ”, Springer-Verlag Tokyo, 2000, p. 19.

タイトルに関連する用語 (4件)： IH ,  対流 ,  可視化 ,  定量化