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J-GLOBAL ID:201002249282093627   整理番号:10A0711842

タバコ細胞壁タンパク質の脱リン酸化における紫酸ホスファターゼの役割

Potential Role for Purple Acid Phosphatase in the Dephosphorylation of Wall Proteins in Tobacco Cells
著者 (12件):
資料名:
巻: 153  号:ページ: 603-610  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アポプラストでホスファターゼによるタンパク質の脱リン酸化がおこるかどうかはこれまで分かっていなかった。本研究ではタバコ(Nicotiana tabacum)の紫酸ホスファターゼがアポプラストに存在する3種のタンパク質のリン酸化残基を脱リン酸化することを示し,そのうちの2つがα-キシロシダーゼとβ-グルコシダーゼであると同定された。キシログルカンヘプタサッカライドを基質として測定すると,α-キシロシダーゼ遺伝子組み換えタンパク質の活性は,脱リン酸化により低下しリン酸化により上昇することが分かった。タバコの紫酸ホスファターゼNtPAP12をタバコ細胞で発現させると,グリコシダーゼの活性が下がるだけではなく,アポプラストにおけるキシログルカンオリゴサッカリダーゼとセロ-オリゴサッカリダーゼの活性が指数関数期の間上昇することが明らかになった。以上のことから,紫酸ホスファターゼは,細胞壁成分であるキシログルカンオリゴサッカライドとセロ-オリゴサッカライドの分解を担うα-キシロシダーゼとβ-グルコシダーゼの活性を制御していることが示唆された。
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  生物学的機能 

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