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J-GLOBAL ID：201002249556663492   整理番号：10A0036344

「次世代の首都圏鉄道システム」の開発構想

著者 (3件)： 加藤保 (JR東日本 研究開発セ) ,  是此田真由美 (JR東日本 研究開発セ) ,  高荷洸 (JR東日本 研究開発セ)
資料名： JREA (Japan Railway Engineers’ Association)  (JREA (Japan Railway Engineers' Association))
巻： 53  号： 1  ページ： 34788-34791  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： S0079A  ISSN： 0447-2322  CODEN： JRENA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中長期にわたる技術動向を踏まえ,東京50km圏をターゲットとする輸送サービス刷新とそれを支える鉄道システムの変革を目指した,新しい開発構想「次世代の首都圏鉄道システム」を構築した。首都圏の人口構造の変化が輸送需要に与える影響要因の把握,生活スタイルの変貌や社会構造の変化が輸送量に与える影響等に十分留意し,将来を見通した取り組み推進の基本スタンスは,「現行レベルでの総輸送力を確保しつつ,益々高まる顧客要求水準に対する適切な対応を重視すること」とした。システムは,1)指令センターにおける「次世代の輸送管理・運行管理」,2)駅における「次世代の進路制御」,3)編成車両の「次世代の列車制御・車両制御」の3領域から構成し,それら領域間を鉄道専用のデジタル列車無線,WiMAXに代表される汎用ブロードバンド無線,光通信のIPネットワークで結合した。このように地上-車上間のシステム機能の最適配置を考慮した情報通信ネットワークを構築して,安全性・安定性,利便性の向上と低コスト化及びより一層の環境負荷低減を目指していく。

シソーラス用語： 鉄道輸送 ,  予測 ,  システム ,  *顧客満足 ,  需要 ,  輸送管理 ,  運行管理 ,  列車制御 ,  通信網
準シソーラス用語： 将来展望 ,  *開発構想 ,  *鉄道システム ,  顧客ニーズ ,  進路制御

分類 (1件)： 鉄道輸送・サービス一般  (TC01010R)

引用文献 (3件)：

• 中村泰之. 首都圏鉄道システムの革新. JR EAST Technical Review. 2009, 28-SUMMER, 3-6
• 加藤保. 輸送の安定性向上とお客さま指向. JR EAST R&D REPORT. 2008, 79, 1-2
• 辺田文彦. 首都圏鉄道システムの革新に向けて. JR EAST R&D REPORT. 2008, 79, 3-7

タイトルに関連する用語 (5件)： 次世代 ,  首都圏 ,  鉄道システム ,  開発 ,  構想