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J-GLOBAL ID：201002249937069180   整理番号：10A0363917

塩ストレスがトマトの機能性成分に与える影響:塩ストレスが引き起こすアスコルビン酸含量の変化と光・温度環境との相互作用

Effect of Salt Stress on Functional Components of Tomato Fruit: Salt-Induced Changes in Ascorbate Content and Their Interactions to Light and Temperature Conditions

著者 (1件)： 圖師一文 (尚絅大学短大)
資料名： ソルト・サイエンス研究財団助成研究報告集 1 理工学 農学・生物学編  (ソルト・サイエンス研究財団助成研究報告集 1 理工学系・農学・生物学系編)
巻： 2008  ページ： 261-269  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： L7131A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 開花後2~3週間のトマト果実の果柄を培養培地に差込み,温度25°C(昼)/20°C(夜),日長14時間,光条件は3つの光強度(暗黒,弱光,強光)の培養条件において,さらに塩ストレスのNaCl添加/無添加によって検討した。その結果,果実成長には光条件の差は見られなかったが,塩ストレス処理によって果実成長の低下,乾物率の上昇が認められた。アスコルビン酸含量は,光強度増加に伴い上昇したが,塩ストレスによって低下した。一方グルタチオン含量は光条件,塩ストレスの影響は受けなかった。アスコルビン酸-グルタチオンサイクルに関連する酸化防止活性においてAPXは光強度増加で上昇するが他の酵素は影響がなく,塩ストレスによっても影響されなかった。以上から,アスコルビン酸生合成経路の変化に起因すると示唆された。

シソーラス用語： *ストレス ,  *トマト ,  *食品成分 ,  培養条件 ,  放射強度 ,  *条件 ,  光照射 ,  塩化ナトリウム ,  酸化防止 ,  ペルオキシダーゼ ,  代謝経路 ,  植物成長 ,  *温度条件 ,  ラクトン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸 ,  水溶性ビタミン
準シソーラス用語： *塩ストレス ,  *機能性成分 ,  光強度 ,  *光条件 ,  アスコルビン酸ペルオキシダーゼ ,  生合成経路

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  植物生理学一般  (EH02010Y) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

物質索引 (2件)： アスコルビン酸 ,  グルタチオン

タイトルに関連する用語 (7件)： 塩ストレス ,  トマト ,  機能性成分 ,  アスコルビン酸 ,  含量 ,  環境 ,  相互作用